2017年8月3日木曜日

「緑のカーテン」になるはずのもの


7月半ば頃に 新たな工事が始まりました
明徳館のボイラーを人の目から隠すために
ネットとツタで 緑のカーテンを造る工事です

以前のフェンスを取り外したり
ボイラーのコンクリート土台のそばを掘って
新たに土を入れたりしていました

上の写真は8月1日の朝の様子です
数日前から新たなポールが立っていました



翌2日の朝 少し作業が進んだ様子です
30分後にはネットの取り付け作業が進んでいました

3日からは竿燈まつりが始まるので
竿燈まつり前日に工事を終えるつもりなのだと
予想がつきました

昼頃と夕方に あらためて見てみることにしました



予想通り 午後には
ネットは取り付け終わっていました
この後 ツタまで植えるのか半信半疑でしたが
まずは写真を1枚



そして 夕方
竿燈まつりの前日に 緑のカーテン?の工事完了
のようです



植えた当日 すぐその時に
ツタが自ら絡みつくわけは無いので
ワイヤーでネットに留められていました



ひもで結ばれているところもありました



枯れそうな葉っぱもありますが
土も入れて 水もまいたので
きっと復活するのでしょう



何とも言えない状態ですが
・・・


 年度末の3月に ボイラーの周囲に植えた苗木では
いつボイラーが隠れるかわからないので
こんな事を考えたのだと思います

千秋公園の坂に面した部分は
樹木の剪定もあまり行われていないようなので
緑でジャングル化して
ボイラーを隠す作戦なのかもしれません
それでも 冬の白煙は隠しようがありませんが
・・・ 

緑のカーテンもペレットボイラーも
環境の観点から注目されているものですが
明徳館では どちらもちょっとずれた存在ですね

このボイラーに関連しての 新聞の記事があり
今回の新たな工事もありましたので
追加の記事を書きましたが
おそらく もう新たな動きは無いものと思います

 市長・市の担当課・市議会
これらの総意が現在の形ということですね



もう10年ほど前の写真ですが
千秋公園の入り口の坂の 同じ様な位置で 
うちの娘たちを撮影したものです
(懐かしくて可愛くて・・親馬鹿ですねー)

背景には もちろん ボイラーはありませんでした
広場があり 奥行き感のある緑地であったことが
何となくわかっていただけるでしょうか



七五三の時の写真なども
紅葉のきれいなこの緑地で撮りました
春は桜もきれいな場所でした

すでに 写真の中だけの場所になってしまいましたが
いい場所だったんですよ 
日本屈指の建築家の設計による施設ですから
建物そのものも 緑地(庭)も
すっきり感のある とても良い空間でした

残念ながら 身近な環境が侵されると
そこに持っていた愛着も薄れていくのかなと
なつかしい写真を見ながら思いました


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「造ろう」が目的だったような
近所の なかいち という一角は
いまは イベント開催が目的化しているような
イベント頼り イベント漬けの
一角になっています

明徳館のボイラーも
「造ろう」が目的だったようなもので
事実 夏場はほぼ稼働していません
とにかく造った とにかく隠せ
という荒っぽさを感じます

でも 秋田市の今後の街づくりは
「造ろう」よりも「繕う」を基本に据えたほうが
良いような気がしています

在るものを活かし
手直ししながら 環境の維持・改善を図る
「街繕い」こそが
秋田市に必要な街づくりの考え方なのではないかと
そう思う この頃です

「造ろう」と「繕う」
しっかりと考える必要がありますね


*明徳館のボイラーについての全記事は
「80明徳館 」のラベルでまとめました