2016年7月7日木曜日

中国製八方ミシン


 仕事で中国に滞在することの多いお客様から譲り受けた、中国製の八方ミシンです。手回しでしか使うことのできない構造です。中国では、このミシンに三脚型の鉄の足を付けて、道端で靴修理を行っている人たちがいるそうです。

 初めて見るミシンで、構造のよくわからない部分もありましたが、このミシンの前に整備したドイツ八方と似通った部分があり、意外と手間取らずに整備できました。

 全体的に加工が荒い感じで、本当に縫えるのだろうかと思わせるところがありましたが、整備後は普通に縫えます。押えの歯がとても荒いのですが、用途によっては問題無いのでしょう。



 短いポスト型になっています。中国製の、型番も不明のごつい針が付属していました。ドイツ八方にはドイツ八方用の規格の針がありましたが、この中国製ミシンはDD×1を標準と考えて良いようです。



 このミシン、実は斜め型で普通に置くとポストも針も斜めになります。おそらく靴の修理などの時に何か意味があるのだと思いますが、私には違和感がありすぎました。

(追記:三脚足に固定する時の重量配分を考えて、斜めに造られているのかもしれません。)

 台の無い本体だけだったので、木で台を作ることにして、台に角度を付けることによって、ミシンが真っ直ぐっぽく見えるようにしました。その分、フレームが斜めに傾いた感じですが、正面から見ると気になりません。

 雑な作りだけどちゃんと縫うことができる、ちょっとおもしろい感じのするミシンです。そのうち、使い道を考えてみます。