2015年11月21日土曜日

大正ミシン・昭和ミシン


93年前の 1922年製 シンガー Model 15
 アメリカ ニュージャージー州
エリザベス工場で作られたミシン

1922年は 大正11年

現在では考えられないような
精密な機構の 下糸巻き装置が付いている

模様はかすれ 磨きに失敗した跡などもある
部品も一部交換されているようで
アンティークの価値は無いが
まだまだ存在感はある 

そして 今でも 正確に動く

戦後の日本で量産された HA-1型は
たしか Model 15 を基にして作られた
 

65年前の 昭和25年(1950年)の説明書が付いていた
ブラザーの HA-1型ミシン

ガタガタして怪しかったが
整備後は 滑らかに動く
使い込まれ 模様がすり減り 味わいがある

ミシンの輸出は
戦後の日本を支えた産業の一つ
多くのメーカーがミシン製造に参入した

1970年台まで作られていた
金属製の家庭用ミシンは丈夫で
まだまだ使えるものが多い

丈夫で完成度の高いミシンだったが 
日本のメーカーには
もう二度と作ることができないような気がする

今のミシンは 白物家電になってしまった

昔の良質な家庭用ミシンの多くは
いま 海外の業者に買われ
日本から大量に流出している

でも 日本にとどめて
次の世代にも残すことができれば良いのにと思う
一家に一台 昔のミシン いかがだろうか

一人一台でも良いと思うのだが・・